痔意識過剰

20代から悩まされてきたイボ痔とさよならする物語

手術7日後(緊急入院)

手術6日後の23時30分頃

何もせずゴロゴロしていたら便意を感じた。

 

トイレは1日2回程度と言われてるのだが

便座に座って出してみた。

 

ドッパンと拳1つ分くらいの鮮血が出てきた。

少し壁にも飛び散るくらい。

固形物も見える。血の塊なのか便なのかはわからない。

 

退院後の出血は緊急性がないことがほとんどとのことだが、さすがにちょっとまずいと思い23時52分病院に電話した。

 

警備室→宿直看護師→医師の連絡ルートで対応を確認。

0時14分宿直看護師から折り返し電話を受けたところ、1回目なら様子をみましょうかとのことだった。しかし電話を受けてる時もどんどんお腹に何かが溜まってる感があり、電話をしながらトイレに。

 

ドッパン。先ほどと同じくらいの出血。

それにお尻から鮮血が水下痢のようにどんどこ流れてきてる。

 

こらあかんと思い、状況を説明したところ、医師にもう一度確認するとのこと。横になって折り返し電話を待つこと25分、診察するのでタクシーで来てくださいとのこと。

 

0時46分タクシーを手配。

入院する可能性もあるから、必要そうなものを適当にスーツケースに投げ込んだ。

タクシーで血をぶちまけたら申し訳ないから、再度トイレに行くとドッパン。出血は全く止まってないようだ。

 

急いでタクシーに飛び乗り、横になりながら病院へ。Google mapは病院まで36分と言っている。

1時35分頃病院へ到着。クレジットカードでタクシー料金の支払いを済ませ、夜間通用口へ。

警備員と話す。看護師を待っている間に立っていられなくなる。お尻の中の血液ももう溜めていられない感じ。

看護師到着。車椅子に座った途端に意識を喪失したっぽい。気付けば手術台の上。名前を呼ばれて気がついた。後で聞けば、この時点で手首での脈は無かったらしい。

 

処置開始。

出血は止まっていない。

血圧は下がり出血性ショックを起こしていた。

じゃんじゃか点滴を投与され、お尻に部分麻酔の注射を何本か。

激痛。

導尿も痛かったけどこれもなかなか。

手術台を拳で殴り、耐えた。

 

処置を進めてもらうも

なかなか出血が止まらない。

お尻からドクドク流れ出る感覚が恐ろしい。

血圧等バイタルモニターも騒がしいのが怖い。

結局1時間後原因箇所を探り当てて頂き、

縫合、止血。

時刻は午前3時。

病室へ。

 

ひとまず大きな山は越えた。

家族へ状況報告のLINEを打った。