痔意識過剰

20代から悩まされてきたイボ痔とさよならする物語

消化器官検査

今年の春の健康診断の検便で潜血ありの判定。

これを受けて4月に大腸内視鏡検査を受けた。

原因を究明し早めに手を打ちたかった。

原因は痔である可能性が高いが、検便当日出血しておらず、腸の異常の可能性もあるため、まずは大腸内視鏡検査を受けることにした。

■病院選び

家から徒歩1分の病院とした。

地元に詳しいお姉様に「昔はあの病院に移転したら終わりって言われてたけど、ほら道路が広くなった時に土地を行政が買い取ってくれてお金入って、最近は綺麗になったみたいよ」とか言われたが軽く聞き流して立地優先で決定。

■検査方法検討

大腸内視鏡検査は初めてとなる。胃カメラで内臓の中をぐいぐいされる気持ち悪さを経験していたので、鎮静剤を点滴し意識を朦朧とした状態での検査を希望した。実は点滴も初めてなので怖かったのだが。

■検査タイミング

なるべく早い方が良い。ただしポリープが見つかったらその場で内視鏡処置の過程でカットする可能性あり。その場合翌日まで入院となる。なので曜日は土曜日。

■前日まで

検査3日くらい前から腸に残りやすい繊維系の食事はNG。便の回転はいい方なのでギリギリでもなんとかなりそうな気もするが素直に従った。前日は21時以降絶飲食。

■当日病院まで

お腹の中を空っぽにするために、朝からポカリをもっと不味くしたようなクスリをを飲み倒す。何リットルも飲む。水下痢が出るまで飲みまくる。

さて飲み始めてしばらくして数量が合わないことに気付く。はて。いま何杯目だっけ。というか、希釈倍率を間違えていたことが判明。かなり濃い状態で飲んでいた。ここから水だけ飲んで体の中で調整した。

2時間くらい飲み続けただろうか。完全な水下痢が出るようになった。

このクスリを大量に飲むのが苦痛と書いてあるブログも多かったが、そんなでもなかった。人によるのかな。

徒歩で病院に向かう。

大股で100歩かからんのちゃう?

■病院にて

血圧。なんかめっちゃ高かった。

142 95

普段120 80くらいなのに。

便の準備は万全なのだが

念のために病院のトイレで改めて排尿排便。

その後、名前を呼ばれた。

■施術

まずは鎮静剤の点滴。人生初。

感想は「冷たっ!」

何入れよん。怖いわー。

次にカメラ挿入。人生初。川口浩を思い出す。

しかし意識が朦朧としている間に終わってくれた。なんの苦痛もなかった。

■結果

結果として大腸に出血原因は見当たらなかったが、いくつか気になる点が発見された。

大腸憩室:1つ。今は別に悪さしてない。

ポリープ:1つ。過形成。処置不要。

痔核:何個か知らんが内視鏡検査の時邪魔やったんやな。ごめんな。

 

ということで、検便の潜血の原因は大腸ではないと結論づけられたのであった。